特定非営利活動法人 日本免疫学会

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日本免疫学会賞 第14回(平成23年)受賞者

「ペア型レセプターによる免疫制御機構の研究」

受賞者写真
荒瀬 尚(あらせ ひさし)

(大阪大学・免疫学フロンティア研究センター・免疫化学)
<研究評価の内容と受賞理由>
荒瀬尚氏は、NK, NKT細胞の機能、更にその認識機構・活性化機構についての研究を一貫して進めてきた。NK1.1分子を指標にしてNKT細胞を同定し、この細胞群が通常のT細胞とは異なる機能をもった細胞であることを示した業績、NK細胞が“ペア型活性化レセプター”を用いてウイルス感染細胞を認識しているという画期的な発見、更に、NK, NKT細胞上に発現している活性化型レセプターがITAM構造をもった分子と複合体を形成し、細胞内にシグナルを伝達していることを示した業績など、特筆されるべき数々の成果を挙げてきている。これらの成果に基づき、最近はウイルスの感染機構を水痘帯状疱疹ウイルス・単純ヘルペスウイルスの系を用いて解明し、今後の研究の発展が大いに期待される。