特定非営利活動法人 日本免疫学会

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日本免疫学会女性免疫研究者賞 第1回(平成26年)受賞者

「樹状細胞の機能解析」

受賞者写真
稲葉 カヨ氏(いなば かよ)

(京都大学)
<研究評価の内容と受賞理由>
稲葉カヨ氏は、その発見から応用に至るまで一貫して樹状細胞の研究を続けてきた。 80年代当初、それまで知られていなかったマクロファージと異なる樹状細胞が、T細胞の活性化、抗体産生応答の誘導に重要であることを発見してから、樹状細胞による抗原提示とT細胞の活性化のメカニズムを次々と明らかにし、樹状細胞の特異的受容体と抗原処理のメカニズムも勢力的に解明している。さらに、樹状細胞の分化の機構を解明し、末梢組織から樹状細胞が培養・増殖させることができる技術を開発し、樹状細胞の培養を可能にすることにより今日の樹状細胞を用いた抗がん細胞療法への進展に繋がる大きな貢献を成し遂げた。稲葉氏は、こうした研究を、グローバルな観点から広く勢力的に国際共同研究を進めてきたとともに、数ない女性の国立大学教授として、また数少ない免疫女性研究者を代表して活発に活動され、女性研究者の促進を積極的に進めている。これらの理由から同博士を第一回日本免疫学会女性免疫研究者賞受賞者とした。