岸本忠三氏、平野俊夫氏日本人初のクラフォード賞受賞!

 

スウェーデン王立科学アカデミーは1月15日、2009年のクラフォード賞を、岸本忠三氏(大阪大)、平野俊夫氏(大阪大)、Charles Dinarello氏(米、コロラド大)の3氏に贈ると発表した。

 

岸本忠三氏と平野俊夫氏はインターロイキン6(IL-6)を発見するとともに、IL-6が関節リウマチなどの自己免疫疾患にどのように関与しているか解明したことが高く評価されている。

 

クラフォード賞は1980年に創設され、ノーベル賞選考機関として知られるスウェーデン王立科学アカデミーが授与する世界的に大変権威のある賞であるが、両氏の受賞は日本人初である。また、岸本忠三氏と平野俊夫氏の両氏はそれぞれ1991-1992年、2005-2006年に本学会会長を務めている。授賞式は5月11日行われる予定である。