本学会理事長の坂口志文氏がクラフォード賞受賞!

 

スウェーデン王立科学アカデミーは1月18日、2017年のクラフォード賞を、坂口志文氏(大阪大)、Fred Ramsdell氏(米、Parker Institute for Cancer Immunotherapy)、Alexander Rudensky氏(米、Memorial Sloan Kettering Cancer Center)の3氏に贈ると発表した。

 

坂口氏は、免疫反応を制御する「制御性T細胞」や関連する重要遺伝子を発見し、アレルギーなど過剰な自己免疫が引き起こす疾患や、がん免疫療法などの研究で数々の成果をあげたことが高く評価されている。

 

クラフォード賞は1980年に創設され、ノーベル賞選考機関として知られるスウェーデン王立科学アカデミーが授与する世界的に大変権威のある賞であり、今回の受賞は日本人として4人目、本学会では岸本忠三氏、平野俊夫氏に続き、3人目となる。授賞式は5月18日にストックホルムで行われる予定である。