2018年11月9日(金)の会務報告

1.理事会だより

 平成30年度第3回理事会が平成30年9月20日に大阪大学IFReC棟2階大会議室にて開催され、平成30年10月9日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり10月23日に承認されました。

 

議案として

  1. 第1号議案
    理事長推薦理事候補(総務委員会委員長、財務委員会委員長)について、総務委員長に竹田 潔氏、財務委員長に高岡晃教氏が満場異議なく承認されました。
  2. 第2号議案
    理事長代理として、優先順で竹田 潔氏(総務委員会委員長)、高岡晃教氏(財務委員会委員長)が満場異議なく承認されました。
  3. 第3号議案
    日本免疫学会の第50回(2021年)学術集会会長候補者は、理事による投票の結果、渋谷 彰氏、三宅健介氏、吉村昭彦氏(五十音順)が推薦されました。(12月に開催される評議員会での選挙と総会での承認を経て、最終決定の予定です。)
  4. 第4号議案
    2019年1月から任期の始まる賞等選考委員会、学術委員会の交代委員が理事による投票の結果、決定・承認されました。
  5. 第5号議案
    総務委員会、財務委員会、国際交流委員会、出版委員会、岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会、きぼうプロジェクト選考評価委員会、教育推進委員会、広報委員会、科学コミュニケーション委員会、研究構想推進委員会委員の次期(2019年1月1日~2020年12月31日)委員が、満場異議なく承認されました。
  6. 第6号議案
    第21回(2018年)日本免疫学会賞は、山崎 晶氏「免疫受容体による異物識別機構の研究」に決定しました。
    第5回日本免疫学会ヒト免疫研究賞は、河上 裕氏「ヒトがん免疫病態の解明によるがん免疫療法の開発」に決定しました。
    第5回日本免疫学会女性免疫研究者賞は、反町典子氏「オルガネラホメオスタシスを機軸とした炎症制御機構の解明」に決定しました。
    第13回日本免疫学会研究奨励賞は、以下の5氏に決定しました。(五十音順)
    ・姜 秀辰 氏「腸管免疫ホメオスタシス維持における神経・免疫・代謝連関の解明」
    ・金谷高史 氏「腸管免疫を発動するM細胞の分化機構に関する研究」
    ・寺島明日香 氏「全身炎症疾患モデルマウスにおける骨髄環境の変容解明」
    ・細川裕之 氏「転写因子によるT細胞分化および機能制御機構の解明」
    ・王 静 氏 「炎症応答における好中球の制御および動態の研究」
  7. 第7号議案
    平成31(2019)年度功労会員候補者に、稲葉カヨ氏、湊 長博氏が満場異議なく承認されました。
  8. 第8号議案
    現在4月と10月の年2回刊行している学会ニュースレターは、経費削減のため、2019年度より、4月号は完全PDF化することとし、それに伴い編集及び制作会社は、小宮山印刷工業株式会社に変更する旨、満場異議なく承認されました。
  9. 第9号議案
    学会事務局職員給与について高柳財務委員会委員長より雇用契約書の説明がなされ、日本免疫学会事務局職員給与は、承認されました。
  10. その他以下の件について、審議しました。
  • FIMSA Advanced Training Course in 2020の開催地への立候補について
    竹田潔国際交流委員会委員より資料(proposal案)をもとに2020年の幕張での学術集会の前にFIMSA Advanced Training Course in 2020を開催出来れば、海外からのまとまった数の参加者が見込め、学術集会にも参加してもらえるような、FIMSAと学術集会の双方にメリットが出るアレンジができるのではないかとの説明がなされ、出席理事の間で承認され、後日持ち回り理事会に諮ることとしました。
  • 2019年度通常総会における、II誌のOutstanding Merit Award贈呈式について
    竹田出版委員会委員及び審良委員長より説明がなされ、学会の機関紙であるII誌の中で特に優秀な論文への表彰は、学会員へのII誌のアピールともなり、投稿数増の効果も期待出来る等の、意見が出され、出席理事の間で承認され、後日持ち回り理事会に諮ることとしました。

 

また、報告として

  1. 持ち回り理事会にて承認されている前回理事会議事録及びその持ち回り理事会審議結果の確認がされました。
  2. 山本一彦第47回(2018年)日本免疫学会学術集会会長より資料を基に学術集会のスケジュール及び各セミナー・シンポジウムの準備現状の報告がされました。
  3. 黒崎知博第48回(2019年)日本免疫学会学術集会会長より資料を基に、プログラム委員会が立ち上がり、浜松での開催準備が進んでいる旨の報告がされました。また、浜松コンベンション開催助成金の交付金200万円決定の旨も報告されました。
  4. 小安国際交流委員会委員長より資料を基に、IUIS理事会及び総会、FIMSA理事会の開催報告がなされました。また、IUISのGeneral Assemblyのメンバーに免疫学会は4人の枠があり、その次期メンバー選出が、次回理事会での審議事項となる旨、報告されました。
  5. 審良出版委員長より資料を基に、会員からの積極的な投稿のお願いと併せて、報告がなされました。
  6. 各種委員会報告
  • 岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会より、平成31(2019)年度「きぼう」プロジェクトのポスター作成・募集開始の説明がされました。
  • 教育推進委員会より、第20回免疫サマースクール in 指宿の実施報告、来年の計画・準備状況の報告がされました。
  • 広報委員会より、ニュースレターの活動を中心に報告がされました。また、バナー広告への勧誘依頼もされました。
  • 科学コミュニケーション委員会より、免疫ふしぎ未来2018の件を中心に報告がされました。また、一部の免疫ふしぎ未来実行委員会委員への偏った負担を減らすべく、委員の入れ替わりの促進を検討中である旨も、報告されました。

持ち回り理事会記録 

2018年4月16日~2018年9月20日に、以下のとおり2回開催されました。

  1. 平成30年度第2回理事会議事録(案)等の承認について
    2018年4月26日に審議をし、翌5月8日に承認されました。
  2. IMMUNOLOGY 2019 (AAI) Guest Society Symposiumへの不参加(昨年同様)について
    2018年8月30日に審議をし、翌9月7日に承認されました。
2.学術集会について

第47回日本免疫学会学術集会は、平成30年12月10日(月)から12日(水)まで、山本一彦会長のもと福岡国際会議場で、発表等全て英語で開催されます。また、第48回日本免疫学会学術集会は、2019年12月11日(水)から13日(金)まで、黒崎知博会長のもとアクトシティ浜松・オークラアクトシティホテル浜松で開催される予定です。

3.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 本庶 佑 氏 2018年 ノーベル生理学・医学賞

(叙勲、受賞された方は事務局info@meneki.or.jpへご一報ください。)

4.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局info@meneki.or.jpへご連絡ください。)

 

文責: 総務委員会 委員長;熊ノ郷淳、 副委員長;竹田 潔