2026年5月11日(月)の会務報告

1.理事会だより

2026年度第2回理事会が2026年4月21日にZoomミーティングにて開催され、2026年4月24日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり5月8日に承認されました。

 

議案として

  1. 第1号議案 
    第54回日本免疫学会学術集会開催報告として、事務局より資料をもとに説明がなされ、承認されました。
  2. 第2号議案
    教育推進委員会の新委員が承認されました。
  3. 第3号議案 
    免疫ふしぎ未来2026の実行委員会委員が、以下の通り承認されました。(敬称略)
    [実行委員長]
    宮内浩典(理研)
    [副委員長]
    倉島洋介(千葉大)、本村泰隆(理科大)
    [実行委員]
    浅野謙一(横浜市大)、伊藤綾香(名古屋大)、伊藤亜里(日医大)、上田祐司(獨協医大)、江島耕二(北里大)、倉島洋介(千葉大)、小嶋英史(獨協医大)、佐藤尚子(理研)、髙岡晃教(北大)、竹内 新(東京医大)、田中ゆり子(東邦大)、常世田好司(鳥取大)、仁科隆史(東邦大)、三宅靖延(佐賀大)、三宅健介(東京科学大)、村上龍一(東大)、本村泰隆(東京理大)、森山彩野(健康危機管理研)、山﨑 創(東邦大)、若松 英(東京医大)
    [協力委員] …評議員でないため、協力委員として承認されました。
    朝妻知子(日医大)、石橋真理子(日医大)、石渡賢治(慈恵医大)、今西貴之(北里大)、浦木隆太(国際医療研究センター)、大谷真志(東邦大)、小川修平(東京理大)、加藤一希(東京科学大)、菅野敏生(かずさDNA研)、呉羽 拓(東大)、古賀 諭(阪大)、小林哲郎(理研)、柴田岳彦(東京医大)、下川周子(健康危機管理研)、砂押正章(量子研)、関 崇生(東邦大)、関谷高史(国際医療研究センター)、髙田和秀(日大)、高村史記(理研)、爲廣紀正(医療品食品衛生研)、遠田悦子(日医大)、外山扇雅(順天大)、豊島翔太(日医大)、永田健斗(量子研)、中司寛子(千葉大)、野崎千尋(早大)、早川清雄(日医大)、林崎浩史(慈恵医大)、飛騨野真也(健康危機管理研)、町山裕亮(東京医大)、三澤拓馬(理研)、宮内浩典(理研)、宮島倫生(東大)、室 龍之介(東京理大)、八代拓也(阪大)、山本慶輔(かずさDNA研)、若林あや子(日医大)
    [アドバイザー(支援メンバー)] …必要に応じて、適宜実行委員会に参加
    秋葉久弥(順天大)、阿戸 学(健康危機管理研)、伊川友活(東京理大)、石渡賢治(慈恵医大)、久保允人(京大)、鈴木春巳(健康危機管理研)、常世田好司(鳥取大)、横須賀 忠(東京医大)、善本隆之(東京医大)、渡会浩志(金沢大)
  4. 第4号議案
    2026年度6月分の学会事務局職員の賞与額が、承認されました。
  5. その他
    以下の件について、審議しました。 
  • 2027年度第1回理事会、評議員会及び通常総会の開催方法の件
    安友康二総務委員会委員長より、2027年度第1回理事会、評議員会及び通常総会の開催方法(オンライン/オンサイト)について審議のお願いがなされ、昨年度同様、理事会は学術集会前日にオンサイト、評議員会及び通常総会については別日でオンライン開催とする旨を、出席理事に異議なく承認されました。
  • 学会の会員管理システムの切替え及び、クレジットカード決済手数料の学会負担化について
    渋谷和子財務委員会委員長より、資料を基に、クレジットカードの決済手数料を学会負担とすると、現状の決済件数でも年間約50万円を超える追加経費が発生する旨の説明がなされました。また、現在学会の会員管理システムの開発・運用を委託している京葉コンピューターサービス株式会社が2026年4月からシステム運用・保守費用を改定(70万円を超える値上げ)するため、執行部会において審議をし、学会の厳しい財務状況も考慮のうえ、他社とのコンペを実施し比較検討を行った旨も説明されました。コンペの結果現行の会員管理システムよりも4月以降の年間ランニングコストが安く、多機能な株式会社アトラスの「SMOOSY」を採用することで、会員や事務局の利便性向上に加え、仮にクレジット決済手数料を学会負担にしたとしても支出が最小限に抑えられる旨の確認がなされました。審議の結果、学会の会員管理システムとして新たに「SMOOSY」を採用すると同時に、クレジットカード決済手数料を学会負担とすることが、満場異議なく承認されました。
  • 学会事務局の移転について
    議長より、現在学会事務局が入居している物件の所有者が外国人オーナーに代わり、賃料がいきなり30%以上値上げされ、それが今後も続く可能性があること、物件を管理する不動産会社も外国籍の会社になったこと等を考慮し、中長期的な対策として事務局職員の職場環境改善を含め、早急に事務所を移転してはどうかと提案がなされました。審議の結果、この物価高騰の折、多少の家賃上昇はやむを得ないが、可能な限り支出を抑える方針にて執行部(主に財務委員会)の判断で移転を進めることが、満場異議なく承認されました。

また、報告として

  1. 持ち回り理事会にて承認された前回理事会議事録及びその他の持ち回り理事会審議結果が確認されました。
  2. 第55回日本免疫学会学術集会の竹田潔学術集会長より、第55回学術集会の準備状況、組織説明がなされ、第55回は学術的な要素を重視し、午前中のシンポジウムをメインとしながら、初日にPlenary Lectureとして、ノーベル生理学・医学賞の坂口志文氏、日本国際賞の審良静男氏にご講演いただくこと、The 5th IFReC International Schoolと連携開催とすること、シンポジウムはここ数年、15~16セッションであったが、参加者の減少傾向を考慮し、12セッションとして、山崎晶プログラム委員長のもと、セッション主題、オーガナイザーを決定し、現在講演者の内諾を得ている旨などが報告されました。
  3. 竹田潔岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会委員長より、「きぼう」プロジェク2026年度免疫学博士課程学生支援「3年間支援」及び、「2年間支援」の選考・採択に至る経緯が報告されました。また、今年も「きぼう」プロジェクト研究発表会を10月開催予定で、現在準備を進めている旨も報告されました。
  4. 議長より資料を基に、ミルテニーバイオテク株式会社との本プロジェクトJSI-MACS Hero Days Project(JSI-Miltenyi交流事業)の紹介がなされ、候補者採択に至る経緯ならびに、当初採択数2名を予定していたが、ミルテニー社のご提案により、今回は3名採択となった旨が報告されました。
  5. 安友総務委員長より資料を基に、免疫若手アカデミーの新旧メンバー交代(一部継続)について報告されました。
  6. 議長より資料を基に、学生が主体となって免疫学会とは独立した自発的な免疫学者の横の繋がりを作るために発足した「免疫学学生の集い」を免疫学会の公式な活動として認めることについて、執行部ならびに免疫若手アカデミーにて審議した結果、公式な活動として認め、免疫若手アカデミーの活動事業と予算を含め統合することとした旨、報告されました。
  7. 安友総務委員長より資料を基に、オックスフォード大学出版局(OUP)より、本学会が保有する主たる日本語出版物の2次利用を通じた収益化(日本語コンテンツを、LLM「大規模言語モデル」に学習させ、第三者機関へライセンス供与し売り上げのロイヤリティが支払われる)の提案があり、執行部にて議論の結果、2次利用のリスクは考慮しつつ、学会の利益となる提案のため、コンテンツ(学会ホームページに掲載している、これまで発刊したニュースレターや、50周年記念インタビューの記事、学会の定款や細則の文書など、公にされているもののみ)の提供を実施することとし、対象pdfデータ一式をOUP専用のアップロードサーバーより提出した旨、報告されました。
  8. 安友総務委員長より資料を基に、日本学術会議会員候補者について執行部で議論した結果、学会より長谷耕二氏、堀昌平氏の2名を推薦することを決定し、日本学術会議宛、推薦書を提出した旨、報告されました。
  9. 欠席の審良静男出版委員会委員長代理で安友総務委員長より、資料をもとに基に、I.I.誌の現状について説明がなされ、引き続き会員への積極的な投稿の呼び掛けのお願いがなされました。
  10. 各種委員会報告
  • 国際交流委員会より、IUIS報告として、IUIS2031の開催地が韓国に決定した旨報告されました。また、本年はIUISのBudgetが厳しく、各種委員会の予算が例年より減らされている旨も報告されました。FIMSA 報告として、FIMSA Advanced Immunology Course 2026がオーストラリアBrisbaneにて2026年8月27-30日に開催予定の旨が報告されました。また、FIMSA Congress 2027はインド、FIMSA Advanced Training Course 2028は中国で開催予定の旨も報告されました。ドイツ免疫学会(DGfI)との報告として、2026年9月18-22日ドイツバイロイトで日独免疫ワークショップを開催予定で、JSIにて参加者の公募を行い、JSIから20人のPIが参加者を選定した旨、報告されました。また、The Immune Allianceと題してJSIとドイツ免疫学会でのJoint Webinar Seriesを2023年11月より月1回開催しており、次回は5月20日(水)日本からは安友氏が登壇予定の旨も報告されました。日中韓シンガポールの協力として、6th CSI/JSI/KAI/SgSI Joint Symposium on Immunologyが、2026年3月12日-3月14日に韓国ソウルで開催され、次回は2028年にCSIが主催し、中国Xiamen(廈門)で開催予定の旨が報告されました。JSI-MACS Hero Days Projectとして、Miltenyi Biotec社の開催する現場体験教育プログラムMACS Hero Daysが年2回開催されており、JSIから2名の参加枠が新設・公募され、応募者に対し、国際交流委員会とMiltenyi Biotec社で書面および面接選考を行い、最終的に今回は3名が採択された旨、報告されました。
  • 学術委員会より、第55回学術集会の一般演題募集12カテゴリーで演題募集を行うことが決定され、各カテゴリーの担当委員より、座長候補とキーワードの見直し、及びコーディネーター候補者が選出され、承認された旨、報告されました。また、日本臨床免疫学会と共催する免疫学連携セミナー開催日を2027年1 月30 日(土)に決定し、ハイブリット形式として以下の講演予定者を含めた調整を進めている旨も報告されました。【講演予定者】
    テーマ1シングルセルレベルで読み解く免疫寛容とその破綻:堀 昌平(東京大学)、西出真之(大阪大学)テーマ2臓器特異的自己免疫疾患の病態解明:三宅幸子(順天堂大学)、沖山奈緒子(東京科学大学)
  • 教育推進委員会より、免疫サマースクール2026の準備状況について、金沢大学の渡会浩志氏がオーガナイザー代表として2026 年8 月17 日~ 8 月20日に金沢国際ホテルで開催される予定である旨、報告され、出席者に学生への周知、講演予定の先生方へ参加のお願いがなされました。
  • 高校生物教育・教科書検討実行委員会より、免疫学関連用語30語の用語解説を生科連の生物教育・大学入試問題検討委員会にて分担執筆し、本委員会内で査読を行ったのち、高校教員の査読をうけ、最終稿を作成する(30語中25語は完成し、生科連の重要語解説集編集小委員会に提出済み。)旨、報告されました。重要用語執筆の際に明らかになってきた免疫学関連の用語の問題点について、その一部を免疫学会ホームページの高校生物についての質問コーナーで質問への回答の形で掲載する予定である旨も、報告されました。また、免疫ふしぎ未来に毎年多数の高校生が来場することから、科学コミュニケーション委員会に協力して高校生向けのショートトークなどの企画を行うこととした旨についても報告されました。
  • 広報委員会より、ノーベル賞受賞記念としての坂口志文氏のインタビュー記事を含むニュースレター春号の編集状況、ホームページの更新状況、IUIS News letter (March 2026)において第55回日本免疫学会学術集会の告知をした旨、報告されました。また、ニュースレターの次号以降、試薬などの最新情報や免疫関連雑誌の特集記事に関する情報を提供するとともに、編集費用を確保することを目的として、裏表紙に2社分の広告を掲載することを検討し、広告料として秋号と春号の年2回分で1社当たり100,000円に設定し、趣意書を作成した旨も報告されました。
  • 科学コミュニケーション委員会より、免疫ふしぎ未来2026を昨年に引き続きハイブリッド開催に向けて準備を進めており、今年は新規のイベントとして、中高生向けの免疫未来ハカセ育成コースを作り、トーク、実験、議論などを体験してもらい、委員会で「免疫未来ハカセ」として認定することや、地方の参加を増やすために、トーク(アーカイブ)や実験を拡張し、オンライン開催を充実させる計画である旨、報告されました。また、昨年のお台場での免疫ふしぎ未来のトークをオンデマンド配信の許可をいただいた9名の先生を対象にYouTubeへのアップロード作業を進めており、既に6名の配信を終え、残り3名は5月1日に配信される予定である旨も報告されました。
  • 倫理・利益相反委員会より、第8回日本医学会分科会利益相反会議及び、第10回研究倫理教育研修会の報告資料の確認がなされました。
  • その他
    常世田科学コミュニケーション委員長より、学会ホームページの会員リンク先をまとめたページの情報が古いため、更新してはどうかという提案があり、議論の結果、学会の評議員宛に自身のラボのホームページリンク掲載の依頼をし、許可(応じて)いただいた方の分を全て載せることとしました。

 

持ち回り理事会記録 

2025年12月9日~2026年4月21日に、以下のとおり3回開催されました。 

  1. 2026年度第1回理事会議事録(案)の承認の件
    2025年12月19日に審議をし、同月25日に承認されました。
  2. 教育推進委員会 一部委員退任承認の件
    2026年1月7日に審議をし、同月16日に承認されました。
  3. 2026年度(前期)Tadamitsu Kishimoto International Travel Award 合格者の承認の件
    2026年3月6日に審議をし、同月19日に承認されました。

 

2.学術集会について

第55回日本免疫学会学術集会は、2026年11月17日(火)から19日(木)まで、竹田潔学術集会長のもと大阪国際会議場(大阪府)で開催されます。 

3.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 坂口志文 氏 :2025年ノーベル生理学・医学賞 
  • 審良静男 氏 :令和8年日本国際賞 

(叙勲、受賞された方は事務局[email protected]へご一報ください。)

4.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用していただくことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局[email protected]へご連絡ください。)

 

文責:総務委員会委員長:安友康二、副委員長:堀 昌平