2010年12月21日(火)の会務報告

1.平成23年度通常総会について

平成23年度通常総会が平成22年12月3日に一橋記念講堂(東京都千代田区)にて開催され、以下の議案が承認されました。NPO法人としての6回目の通常総会でしたが、会員の皆様のご協力を頂き、出席した社員(正会員+名誉会員+功労会員)数は2,470名(表決委任者含む)で過半数以上の出席となり、成立しました。どうもありがとうございました。

 

議案として

  1. 平成22年度事業報告及び収支決算と監査報告がなされ承認されました。
  2. 平成23年度事業計画及び収支予算が承認されました。
  3. 理事長代理・理事長推薦理事の承認について
    理事長代理・理事長推薦理事について以下のとおり承認された。
    • 理事長代理(任期は平成22年10月1日から2年間):三宅健介氏、瀧 伸介氏(優先順)
    • 理事長推薦理事(任期は平成22年10月1日から2年間):黒崎知博氏、瀧 伸介氏、三宅健介氏 (五十音順)
  4. 第42回(2013年)日本免疫学会学術集会の会長に清野 宏氏が選出、承認されました。

 

また、報告として

  1. 宮坂昌之第14回国際免疫学会議事務局長より8月に開催された第14回国際免疫学会議(ICI 2010)について、約6,000名の参加者を集め盛会裡に終了した旨の報告があり、謝辞が述べられました。
  2. 正会員は海外を含めて3,949名名、学生会員998名名で合計4,947名(2010年9月30日現在)です。
  3. 平成23年度より、以下の3名の先生方が名誉会員になられました。
    岸本忠三氏、笹月健彦氏、本庶 佑氏 (五十音順)
  4. 平成23年度より、以下の4名の先生方が功労会員になられました。
    奥村 康氏、小野江和則氏、熊谷勝男氏、垣生園子氏 (五十音順)
  5. 日本免疫学会賞と研究奨励賞が、以下のとおり決定しました。
    1. 第13回日本免疫学会賞
      • 河本 宏氏「造血幹細胞からT前駆細胞にいたる系列決定過程に関する研究」
    2. 第5回日本免疫学会研究奨励賞 (5名・五十音順)
      • 大洞将嗣氏 「抗原受容体刺激によるPLC-γ下流シグナルの活性化機構:Ras-MAPKとストア作動性カルシウム流入」
      • 常世田好司氏 「生体内における免疫記憶の維持メカニズムの解明」
      • 新田 剛氏 「胸腺微小環境におけるT細胞レパトア形成のメカニズム」
      • 野地智法氏 「粘膜免疫学を基盤とした、次世代粘膜ワクチン開発」
      • 長谷耕二氏 「粘膜表面の免疫監視に果たすM細胞の役割の解明」
  6. 本年度(平成23年度)より設立されたTadamitsu Kishimoto International Travel Award の前期応募締切が2011年2月28日なので、積極的な応募を呼びかけました。
  7. 学会員へのメールによる一斉配信が昨年度1年で41回行われました。正しいメールアドレスの登録を呼びかけました。
  8. IUIS総会, FIMSA関連の以下の報告がされました。 IUISの総会報告がなされた。2016年の国際免疫学会議は、オーストラリアのメルボルンにて開催。また、5th FIMSA Congress は、2012年3月14日(水)~17日(土)の日程で、インドのニューデリーで、2011年のFIMSA Advanced Immunology Training Courseはイランのテヘランで5月に行われる予定であることが報告されました。
  9. 学術委員会は日中韓合同免疫シンポジウムの日本開催に向けての準備とICI2013(ローマ)シンポジスト候補者の人選を行う予定です。
  10. 教育推進委員会は、昨年度、ICI 2010 のJSI Young Investigators’ Travel Award 及び BD Japan Young Investigators’ Travel Awardの審査を行いました。今年度は、サマースクールをホテル『ラフォーレ蔵王リゾート&スパ』で、8月1日~4日に開催する予定です。また、新しく第1回免疫サマーインターンシップを企画しています。
  11. 広報委員会は、ニュースレターを10月と4月の2回発行し、ホームページの更新を週1回のペースで行いました。
  12. 科学コミュニケーション委員会は、昨年度、アウトリーチ活動を佐賀・広島で実施しました。また、本年度は、「免疫ふしぎ未来2011」を8月21日に科学未来館で開催する予定です。「からだを守る免疫のふしぎ」は現在、翻訳中の言語を含めて11の言語に翻訳されています。
  13. 学会のあり方検討委員会は、昨年度、Tadamitsu Kishimoto International Travel Awardの設置を理事会に答申しました。
    また、平成23年度第1回理事会にて、新委員が承認され、新しい体制になりました。
  14. 徳久剛史第第40回(2011年)学術集会会長より準備状況報告がされました。
.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 該当者なし

(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)

3.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。 

(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)

 

文責:総務委員会委員長:三宅健介、総務委員会副委員長:樗木俊聡