2012年12月20日(木)の会務報告

1.平成25年度通常総会について

平成25年度通常総会が平成24年12月6日に神戸国際会議場 A会場(メインホール)にて開催され、以下の議案が承認されました。NPO法人としての8回目の通常総会でしたが、会員の皆様のご協力を頂き、出席した社員(正会員+名誉・功労会員)数は2,240名(表決委任者含む)で過半数以上の出席となり、成立しました。どうもありがとうございました。 

 

議案として

  1. 平成24年度事業報告及び収支決算と監査報告がなされ承認されました。
  2. 平成25年度事業計画及び収支予算が承認されました。
  3. 理事長代理・理事長推薦理事の承認について
    理事長代理・理事長推薦理事について以下のとおり承認されました。
    [理事長代理(任期は平成22年10月1日から2年間)]
    三宅健介氏、石井直人氏 (優先順)
    [理事長推薦理事(任期は平成22年10月1日から2年間)]
    石井直人氏 (財務委員会委員長)
  4. 第44 回(2015 年)日本免疫学会学術集会の会長に小安重夫氏が選出、承認されました。
  5. 認定NPO法人への移行が承認されました。これを受けて、まず仮認定を申請し、3年後に「本認定」申請を目指していくことになります。その要件のうち、一番問題となるのが、「パブリック・サポート・テストが一的基準であること」すなわち、「3,000円以上の寄附者が年平均100人以上であること」をクリアすることになります。会員の皆様のご協力をお願いいたします。

また、報告として

  1. 会員数は、海外を含めて正会員3,808名、学生会員859名で合計4,667名(2012年9月30日現在)です。
  2. 平成25年度より高津聖志氏が功労会員になられました。
  3. 日本免疫学会賞と研究奨励賞が、以下のとおり決定しました。
    1. 第15回日本免疫学会賞
      • Fagarasan, Sidonia 氏 「IgA synthesis: a form of functional immune adaptation extending beyond gut」
    2. 第7回日本免疫学会研究奨励賞 (5名・五十音順)
      • 浅野 謙一 氏 「マクロファージによる死細胞貪食の免疫学的意義、およびその臨床応用」
      • 伊勢 渉 氏 「抗体産生応答を制御する転写因子の機能解析」
      • 齊藤 達哉 氏 「パターン認識受容体を介した自然免疫応答における活性酸素種の役割に関する解析」
      • 七田 崇 氏 「脳梗塞後炎症における免疫応答の解明」
      • 鈴木 一博 氏 「免疫セマフォリン分子の機能解析と多光子励起顕微鏡を用いた生体イメージングによる免疫応答の可視化」
  4. Tadamitsu Kishimoto International Travel Award の公募が一昨年度(平成23年度)より始まり、昨年度は、前期に8名(日独若手研究者交換制度派遣2名含む)、後期に9名の17名に補助を行いました。本年度(平成25年度)も既に前期分の応募を開始しています。
  5. Ursula and Fritz Melchers Travel Award については、12名の応募があり、5名を選考し、Travel Awardを授与しました。
  6. 小安重夫国際交流委員長より、IUIS、FIMSAの活動報告がされました。IUISの次回の理事会が来年の国際免疫学会(ミラノ)に合わせ、2013年8月22日に開催予定です。同時に総会(General Assembly)が開かれ、新しい役員、総会メンバー等の選挙が行われる予定です。また、2016年の国際免疫学会は2016年8月21日から26日まで、オーストラリアのメルボルンで開催予定です。
  7. 各種委員会報告
  • 賞等選考委員会:学会賞・研究奨励賞受賞者等を選定しました。
  • 出版委員会:International Immunology誌の出版継続。
  • 学術委員会:12月4日~6日に、第2回日中韓免疫シンポジウムが大阪大学銀杏会館にて開催されました。来年5月3日-7日にハワイで開催される AAI Annual Meeting に 本学会が Guest Society Symposium として参加することが理事会にて決定し、そのオーガナイズをする予定です。また、来年の免疫学会学術集会では、AAIがGuest Society Symposium として参加する予定です。
  • 教育推進委員会:7月にラフォーレ那須にてサマースクールが開催され、また、昨年度からのサマーインターンシップを引き続き実施し、9名が国内のホストラボで実習を行いました。
  • 広報委員会:10月と4月の2回ニュースレターを発行し、ホームページの更新を週1回のペースで行いました。また、昨年度よりバナー広告募集を開始し、現在4社が掲載中です。
  • 科学コミュニケーション委員会:「免疫ふしぎ未来2012」を日本科学未来館で実施しました。また、6月には、広島と札幌でも公開講座等に共催という形で地方活動を行いました。
  • 倫理・利益相反委員会:第1回委員会を開催し、本学会における利益相反(COI)マネジメントの方法を議論しました。
.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 該当者なし

(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)

3.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)

 

文責:総務委員会委員長:三宅健介、総務委員会副委員長:樗木俊聡