2013年12月27日(金)の会務報告

1.平成26年度通常総会について

平成26年度通常総会が平成25年12月12日に幕張メッセ A会場(2階国際会議室)にて開催され、以下の議案が承認されました。NPO法人としての9回目の通常総会でしたが、会員の皆様のご協力を頂き、出席した社員(正会員+名誉・功労会員)数は2,063名(表決委任者及び議決権行使書提出者含む)で過半数以上の出席となり、成立しました。どうもありがとうございました。 

 

議案として

  1. 平成25年度事業報告及び決算と監査報告がなされ承認されました。
  2. 平成26年度事業計画及び予算が承認されました。
  3. 平成27年度事業計画及び予算が承認されました。
  4. 学会組織(新役員及び新評議員の選任)について
    第19代日本免疫学会理事長に審良静男氏が選出、承認されました(任期は平成26年12月12日から2年間)。
    新理事(半数改選、任期は平成26年12月12日から4年間)に、河本宏氏、熊ノ郷淳氏、小安重夫氏、渋谷彰氏、高井俊行氏、高浜洋介氏、竹田潔氏(五十音順)が選出、承認されました。新監事には、斉藤隆氏、徳久剛史氏(五十音順)が選出、承認されました(任期は平成26年12月12日から2年間)。新評議員(半数改選、任期は平成26年10月1日から4年間)に関しましては、立候補者137名のうち上位126名が選出、承認されました。斉藤隆理事長より、役員等選考規程・第6条の「評議員の総数は会員の5%を超えないものにする。」により、今回、若手の候補者を含む11名が落選したのは、学会にとって有益ではない。会員数が減少している現状を鑑み、この規定を今後変更する旨の報告がなされました。詳細は、別紙をご覧ください。
  5. 第45回(平成28年)日本免疫学会学術集会の会長に坂口志文氏が選出、承認されました。
  6. 定款及び細則・役員等選考規程の変更が承認されました。
  7. 役員任期の変更が承認されました。この変更に伴い、現在の役員の任期も「平成26年9月30日まで」が「平成26年12月11日まで」と変更になります。

また、報告として

  1. 三宅健介総務委員長より申請から仮認定決定までの経過が報告されました。また、今後3年以内に本認定申請をする必要があることと、仮認定期間においても、パブリックサポートテスト「3,000円以上の寄附者が年平均100人以上であること」をクリアすることが必要となるため、寄附等の協力をお願いしました。
  2. 正会員は海外を含めて3,766名、学生会員929名で合計4,695名(2013年9月30日現在)です。
  3. 日本免疫学会賞と研究奨励賞が、以下のとおり決定しました。
    1. 第16回日本免疫学会賞
      • 谷内一郎氏 「転写因子によるT細胞分化制御機構の解明」
    2.  第8回日本免疫学会研究奨励賞 (5名・五十音順)
      • 米谷耕平氏 「B細胞抗体産生を司る分子群の機能解明」
      • 関谷高史氏 「核内オーファン受容体Nr4aによるCD4+T細胞分化制御の研究」
      • 廣田圭司氏 「炎症性Tヘルパー細胞の機能と制御機構の解明」
      • 三宅靖延氏 「抗原提示細胞による死細胞と結核菌に対する免疫応答に関する研究」
      • 柳井秀元氏 「核酸認識・炎症性疾患におけるHMGB1の機能解析」
  4. 学会員への一斉メール配信は、昨年度、一年間で27回行われました。正しいメールアドレスの登録を呼びかけました。
  5. 三宅総務委員長(小安重夫国際交流委員長代理)より、IUIS、FIMSAの活動報告がされました。
  6. Tadamitsu Kishimoto International Travel Award の公募は平成23年度より始まり、平成25年度は、前期に8名に日独若手研究者交換制度派遣の2名を加えて10名、第15回国際免疫学会議に16名、後期に8名の合計34名に補助を行いました。本年度(平成26年度)も既に前期分の応募を開始しています。
  7. 第15回国際免疫学会議 Bursaryについては、35名の応募があり20名が受賞しました。
  8. Ursula and Fritz Melchers Travel Awardについては、18名の応募があり、そのなかから5名を選考し、Awardを授与しました。
  9. 各種委員会報告が以下のとおりされました。
  10. 学術委員会:フランス免疫学会 プレナリーセッション(日本免疫学会共同セッション)のスピーカーと第3回日中韓合同免疫シンポジウムのスピーカーの選考。
  • 教育推進委員会:日独若手研究者交換制度参加者(3月開催のドイツ免疫学会 Spring School への派遣)の選考。
  • 2013年7月30日~8月2日に福岡のホテルザ・ルイガンズにてサマースクールを開催し、サマーインターンシップも実施し、8名が国内外のホストラボで実習を行いました。
  • 広報委員会:10月と4月の2回ニュースレターを発行し、ホームページの更新を週1回のペースで行いました。
  • 科学コミュニケーション委員会:「免疫ふしぎ未来2013」を8月に東京の科学未来館で開催し、約2,300名の参加者を集めました。
  • 倫理・利益相反委員会:本学会における利益相反(COI)マネジメントの方法が理事会で承認され、来年度より、学術集会一般演題と役員にCOI状態の開示を導入予定です。
.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 本庶 佑氏、2013年度 文化勲章
  • 長田 重一氏、2013年度 第18回慶應医学賞

(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)

3.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)

 

文責: 総務委員会委員長:三宅健介、総務委員会副委員長:樗木俊聡