2015年9月8日(火)の会務報告

1.理事会だより

平成27年度第3回理事会が平成27年8月17日に大阪大学東京オフィス(日土地ビル10階)にて開催され、平成27年8月25日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり9月7日に承認されました。

 

議案として

  1. 第1号議案~第6号議案 
    日本免疫学会の新役員(平成29年度~)等の候補者がノミネートされました。
    次期理事長候補者は清野宏氏、小安重夫氏、坂口志文氏(五十音順)の3名が推薦されました。
    理事長は会員の皆様の直接投票によって決定されます。
    理事候補者14名、監事候補者4名、第47回学術集会(2018年開催)会長候補者3名、評議員候補者133名も選出されました。
    また、評議員の半数ごとの人数のバラつきを解消し、評議員の総数を増やすために、定数を現在の「会員の5%」から「会員の6%」へ引き上げ、それに伴い役員等選考規程の以下の箇所変更することとして承認されました。
    【役員等選考規程】
    第6条 評議員の総数は会員の5%を超えないものとする。

    第6条 評議員の総数は会員の6%を超えないものとする。

    また、2015年10月から任期の始まる各種委員会(賞等選考委員会、選挙管理委員会)の新委員が承認されました。
  2. 第7号議案 
    役員等選考規程変更の承認について、樗木総務委員会委員長より、資料を基に説明がなされ、以下の箇所に文言を追加することとして、承認されました。
    【役員等選考規程】
    第8条 新規に評議員となることを希望する正会員は、次の資格のすべてを満たしたもので、現評議員3名の推薦状および評議員申請書(略歴、代表論文リストを含む)を改選前年度の7月末までに理事会に提出する。

    第8条 新規に評議員となることを希望する正会員は、次の資格のすべてを満たしたもので、名誉会員、功労会員、現評議員のうち、3名の推薦状および評議員申請書(略歴、代表論文リストを含む)を改選前年度の7月末までに理事会に提出する。
  3. 第8号議案 
    日本免疫学会賞・ヒト免疫研究賞・女性免疫研究者賞・研究奨励賞受賞者について
    第18回(2015年)日本免疫学会賞は、本田 賢也氏 「腸内細菌による免疫系制御機構の解明」に決定しました。
    第2回 日本免疫学会ヒト免疫研究賞は、西村 泰治氏 「ヒトT細胞の抗原認識と免疫応答の解析:その疾患感受性解析と免疫療法開発への応用」に決定しました。
    第2回 日本免疫学会女性免疫研究者賞は、東 みゆき氏 「共刺激分子の機能解析と免疫制御法開発」に決定しました。
    第10回 日本免疫学会研究奨励賞は、以下の4氏に決定しました。(五十音順)
    • 後藤 義幸氏 「腸内細菌および3型自然リンパ球による腸管恒常性制御機構の解明」
    • 小松 紀子氏 「Foxp3+T細胞の分化可塑性と自己免疫性関節炎における重要性の解明」
    • 高田 健介氏 「胸腺プロテアソームを介したCD8+T細胞の正の選択に関する研究」
    • 平原 潔氏 「CD4 T細胞を介した免疫恒常性制御機構の解明」
  4. 第9号議案 
    平成28年度の学会事務局職員の給与額が承認されました。
  5. 第10号議案 
    各種委員会の任期の変更について、樗木総務委員会委員長より、資料を基に説明がなされ、次期役員および評議員の任期変更(予定)に合わせ、次期委員会の任期も1月1日より翌年の12月31日迄に変更することが承認されました。
  6. その他以下の件について、審議しました。 
  • 次期倫理・利益相反委員会委員長及び委員について、河上委員長より資料を基に説明がなされ、次期委員が承認されました。
  • 2020年の日本免疫学会設立50周年記念行事開催に向け、今後の準備委員会の設置、準備の開始時期等の討議が行われ、今後継続して審議していくことを確認しました。
  • International Immunology誌への会員からの投稿について、菊谷出版委員会委員長より資料を基に説明がなされ、会員のI. I. 誌への投稿に対するインセンティブを設けるべきか等の様々な討議が行われました。その結果を踏まえ、次回の理事会までに、出版委員会にて提案をまとめ、再度審議することとしました。
  • 高浜理事からの科学コミュニケーション委員会の活動への提案について、高浜理事より、資料を基に現在の科学コミュニケーション活動の再検討と追加委員の提案について説明がなされました。今回の議論を基に、科学コミュニケーション委員会にてさらに検討のうえ、答案を次回の理事会にて諮ることとしました。

また、報告として

  1. 持ち回り理事会にて承認された前回理事会議事録及びその他の持ち回り理事会審議結果の確認がされました。
  2. 第44回(2015年)日本免疫学会学術集会について、学術集会のスケジュール及びシンポジウムの報告がされました。また、懇親会は開催せず、ポスターセッション会場に軽食と飲み物を用意する旨の確認がされました。
  3. 第45回(2016年)日本免疫学会学術集会について、会期及び会場(沖縄)を含めた概要が報告されました。
  4. 小安国際交流委員会委員長代理の高浜洋介副委員長より、資料を基にIUIS、FIMSAの今後の理事会・学会開催日程の説明、およびFIMSAの次期理事長に小安重夫氏、会計幹事に高浜洋介氏、理事に竹田潔氏、が選挙により選ばれた旨の報告がなされました。
  5. 菊谷出版委員会委員長よりI.I.誌編集の現状について報告がされました。
  6. 各種委員会報告
    • 岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会より、平成28年度きぼうプロジェクトの説明と、ポスターの紹介と併せて募集状況の報告がなされました。
    • 教育推進委員会より、第17回免疫サマースクールin淡路島の実施報告、第18回免疫サマースクールの計画・準備状況の報告がなされました。また、新委員(鹿児島大学原博満氏)が承認されました。
    • 広報委員会の吉村委員長代理で樗木総務委員会委員長より、にニュースレターの編集状況、およびホームページの活動を中心に報告がなされました。
    • 科学コミュニケーション委員会より、平成27年度免疫ふしぎ未来2015の実施報告がなされ、報告書は次回の理事会資料として準備する旨報告されました。
  7. 会員専用ページからの寄附金クレジット決済システム及び会員システム運用対応について、石井財務委員会委員長より資料を基に、学会の会費を会員専用ページよりクレジットカードにて支払う際、寄附金も同時に支払うことが出来る(その場合は手数料は全額学会負担)新しい寄附金決済システムの説明がなされました。
.学術集会について

第44回日本免疫学会学術集会は、平成27年11月18日(水)から20日(金)まで、小安重夫会長のもと札幌・札幌コンベンションセンターで開催されます。また、第45回日本免疫学会学術集会は、平成28年12月5日(月)から7日(水)まで、坂口志文会長のもと沖縄・沖縄コンベンションセンターで開催される予定です。

.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 該当者なし

(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)

4.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)

 

文責: 総務委員会 委員長; 樗木俊聡、 副委員長; 熊ノ郷淳