- 1.理事会だより
平成28年度第3回理事会が平成28年9月14日に東京医科歯科大学M&Dタワー11階 大学院講義室3にて開催され、平成28年9月30日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり10月11日に承認されました。
議案として
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第1号議案
理事長推薦理事候補(財務委員会委員長、学術委員会委員長)について、財務委員長に高柳 広氏、学術委員会委員長に瀧 伸介氏が満場異議なく承認されました。 -
第2号議案
理事長代理として、優先順で熊ノ郷 淳氏(総務委員会委員長)、高柳 広氏(財務委員会委員長)が満場異議なく承認されました。 -
第3号議案
日本免疫学会の第48回(2019年)学術集会会長候補者は、黒崎 知博氏、髙濵 洋介氏、中山 俊憲氏(五十音順)が推薦されました。(12月に開催される評議員会での選挙と総会での承認を経て、最終決定の予定です。) -
第4号議案
2017年1月から任期の始まる賞等選考委員会、学術委員会の交代委員が理事による投票の結果、決定・承認されました。 -
第5号議案
International Immunology編集長及び、出版委員会委員長に、審良 静男氏が就任することが満場異議なく承認されました。 -
第6号議案
日本免疫学会賞・ヒト免疫研究賞・女性免疫研究者賞・研究奨励賞受賞者について
第19回(2016年)日本免疫学会賞は、高柳 広氏「骨免疫学による自己免疫疾患の研究」に決定しました。
第3回日本免疫学会ヒト免疫研究賞は、松島 綱治氏「サイトカイン・ケモカインの基礎研究を通した免疫難病治療への貢献」に決定しました。
第3回日本免疫学会女性免疫研究者賞は、片桐 晃子氏「リンパ球動態制御機構の解明」 に決定しました。
第11回日本免疫学会研究奨励賞は、以下の5氏に決定しました。 (五十音順)- 新 幸二氏「腸管T細胞の分化・活性化を促進する腸内細菌の同定」
- 飯島 則文氏「性感染症を引き起こすウイルスに対する末梢組織生体防御機構の解明」
- 遠藤 裕介氏「脂肪酸代謝経路のヘルパーT細胞分化における役割と肥満病態における重要性の解明」
- 岡本 一男氏「IL-17産生T細胞の分化と自己免疫疾患・骨疾患における機能の解明」
- 茂呂 和世氏「ナチュラルヘルパー細胞の発見と機能解析」
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第7号議案
平成29年度功労会員候補者に、宮坂 昌之氏、徳久 剛史氏、斉藤 隆氏が満場異議なく承認されました。 -
第8号議案
学会職員の慶弔見舞金規程について石井直人財務委員会委員長より説明がなされ、慶弔見舞金規程は、承認されました。 -
第9号議案
学会事務局職員給与について石井財務委員会委員長より雇用契約書の説明がなされ、日本免疫学会事務局職員給与は、承認されました。 - その他以下の件について、審議しました。
- 正会員会費値上げについて
正会員年会費
区分 | (旧)年会費 | (新)年会費 |
国内正会員 | 9,000円 | 11,000円 |
海外正会員 | 10,000円 | 12,000円 |
学術集会参加費
区分 |
(旧) 事前参加費 |
(新) 事前参加費 |
(旧) 当日参加費 |
(新) 当日参加費 |
正会員 | 10,000円 | 12,000円 | 12,000円 | 14,000円 |
非会員 | 12,000円 | 15,000円 | 14,000円 | 18,000円 |
※上記の金額は、平成30年度(2017年10月1日)より施行することとしました。
- 平成29年度第一次予算案について
石井財務委員会委員長より説明がなされ、平成29年度第一次予算案は、満場異議なく承認されました。
また、報告として
- 持ち回り理事会にて承認されている前回理事会議事録及びその持ち回り理事会審議結果の確認がされました。
- 坂口志文第45回(2016年)日本免疫学会学術集会会長より資料を基に学術集会のスケジュール及び各セミナー・シンポジウムの準備現状の報告がされました。
- 烏山一第46回(2017年)日本免疫学会学術集会会長より資料を基に、プログラム委員会が立ち上がり、仙台での開催準備が進んでいる旨の報告がされました。
- 菊谷仁岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会委員長より、「きぼう」プロジェクト平成28年度免疫学若手研究者自立支援の選考・採択に至る経緯の報告がされました。
- 小安重夫国際交流委員会委員長代理の高浜洋介理事(国際交流委員会副委員長)より資料を基に、ICI2016でのIUIS理事会及び総会、FIMSA理事会の開催報告がされ、IUISの理事選において、任期の終わる小安氏に代わり、高浜氏が当選した旨報告されました。また、今後のIUIS、FIMSAの理事会・総会・学会開催日程の説明がされ、ICIは次回の2019年(北京)大会より、IUIS2019と名称変更となる旨、報告されました。
- 菊谷出版委員長よりInt. Immunology. 誌編集の現状(2015年の Impact Factor が3.03まで回復)について報告されました。
- 樗木総務委員長より、Novo Nordisk International Travel Bursary for the 16th ICI、第16回国際免疫学会議Bursary 受賞者が報告されました。
- 各種委員会報告
- 学術委員会より、第45回学術集会ワークショップ及び、AAI2017 Guest Society Symp.の準備状況が報告されました。
- 岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会より、平成29年度「きぼう」プロジェクトの募集開始の説明がされました。
- 教育推進委員会より、第18回免疫サマースクールin北海道の実施報告、来年の計画・準備状況の報告がされました。
- 広報委員会より、ニュースレターの活動(経費削減)中心に報告がされ、バナー広告への勧誘依頼がなされました。
- 科学コミュニケーション委員会より、免疫ふしぎ未来2016の件を中心に報告がなされた。
- NPO法人本認定現地調査報告について
8月25日に、都庁の認定NPO法人担当職員による、NPO法人本認定現地確認調査が事務局にて終日行われ、今後10月中に本認定審査結果が出る予定との報告がされました。
- 2.学術集会について
第45回日本免疫学会学術集会は、平成28年12月5日(月)から7日(水)まで、坂口志文会長のもと沖縄コンベンションセンター・ラグナガーデンホテルで、発表等全て英語で開催されます。また、第46回日本免疫学会学術集会は、平成29年12月12日(火)から14日(木)まで、烏山一会長のもと仙台・仙台国際センターで開催される予定です。
- 3.会員の叙勲、受賞のお知らせ
- 本庶 佑 氏 第32回(2016)京都賞、第21回慶應医学賞
(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)
- 4.ホームページ活用のお願い
日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。
会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。
(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)
文責: 総務委員会 委員長; 樗木俊聡、 副委員長; 熊ノ郷淳