2019年10月1日(火)の会務報告

1.理事会だより

2019年度第3回理事会が2019年9月3日に東京大学医科学研究所1号館 西側地下1階 B-1E会議室にて開催され、
2019年9月11日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり9月25日に承認されました。

 

議案として

  1. 第1号議案~第6号議案
    日本免疫学会の新役員(2021年1月1日~)等の候補者がノミネートされました。
    次期理事長候補者は烏山一氏、小安重夫氏、山本一彦氏(五十音順)の3名が推薦されました。
    理事長は会員の皆様の直接投票によって決定されます。
    理事候補者14名、監事候補者4名、第51回学術集会(2022年開催)会長候補者3名、評議員候補者141名も
    選出されました。
    また、2020年1月1日から任期の始まる各種委員会(賞等選考委員会、選挙管理委員会)の新委員が承認され
    ました。
  2. 第7号議案
    日本免疫学会賞・ヒト免疫研究賞・女性免疫研究者賞・研究奨励賞受賞者について
    第22回(2019年)日本免疫学会賞
     石井 健氏 「ワクチンアジュバントのメカニズム解明とその臨床応用」
     椛島健治氏 「皮膚を場とした免疫ダイナミズムの分子基盤の研究」
     の2名に決定しました。
    第6回 日本免疫学会ヒト免疫研究賞
     山村 隆氏 「視神経脊髄炎の病態解析に基づく IL-6 シグナル阻害療法の提唱と実現」に決定しました。
    第6回 日本免疫学会女性免疫研究者賞
       新藏礼子氏 「腸管IgA抗体による腸内細菌制御機構の解明」に決定しました。
    第14回 日本免疫学会研究奨励賞
      
    以下の5氏に決定しました。(五十音順)
     伊沢久未氏 「ペア型免疫受容体 CD300 によるマスト細胞のFcεRIシグナル制御機構の解明」
     伊藤美菜子氏 「脳梗塞慢性期における制御性T細胞の機能解析」
     井上 毅氏 「B細胞の分化・活性化を制御する分子群の機能解明」
     杉浦大祐氏 「免疫抑制補助受容体によるT細胞活性化制御機構の解明」
     田之上 大氏 「宿主免疫系に影響を与える腸内常在細菌に関する研究」
  3. 第8号議案
    以下のとおり役員選考規程を変更することが承認されました。
     第6条 評議員の総数は会員の6%を超えないものとする。
          ↓
     第6条 評議員の総数は会員の7%を超えないものとする。
  4. 第9号議案
    2020年度の学会事務局職員の給与額が承認されました。
  5. その他以下の件について、審議しました。 
  • 審良静男出版委員会委員長より、50周年記念に関連してInternational Immunologys誌での特集号を組む提案がなされ、議論が行われました。その結果、サイエンスをベースにした最新のreviewを集めた掲載誌として発行することが出席理事の間で承認され、後日持ち回り理事会に諮ることとしました。

また、報告として

  1. 持ち回り理事会にて承認された前回理事会議事録及びその他の持ち回り理事会審議結果の確認がされました。
  2. 第48回(2019年)日本免疫学会学術集会について、学術集会のスケジュール、シンポジウム、ワークショップ数等の報告がなされました。また、日本アレルギー学会とのジョイント開催やアフタヌーンセミナー、企業プレゼンコーナー等の新企画の報告もなされました。
  3. 第49回(2020年)日本免疫学会学術集会について、学術集会の会期及び会場を含めた概要の報告がなされました。また、2020年のFIMSA Advanced Training Course を学術集会前日に千葉で開催する旨のも報告されました。
  4. 2020年度は、功労会員の候補者なしの旨、確認されました。
  5. 竹田総務委員長より、日本ベクトンディッキンソン株式会社との共同企画である、「若手免疫学研究支援事業」の募集を開始した旨、報告されました。
  6. 日本医学会連合主催の第2回Rising Starリトリート企画に、本学会の代表として、サイエンスはもとより免疫学会サマースクール・アウトリーチ活動等で企画力のある高岡晃教氏を推薦した旨、報告されました。
  7. 竹田国際交流委員会委員長より、資料を基にIUIS及びFIMSAの今後の理事会や選挙、学会開催日程の説明、報告がなされました。また、第5回日中韓合同シンポジウムを、2020年に竹内理氏をオーガナイザーとして京都にて開催予定の旨も報告されました。
  8. 竹田総務委員長より、8月6日の持ち回り理事会にて参加が承認された、AAI 2020 Guest Society Symposiumのテーマは、日本が世界に発信できる「Osteoimmunology」を有力候補とし、発表者の構成については、高柳広氏に企画していただくこととし、進めている旨、報告されました。
  9. 審良出版委員会委員長より資料を基に、会員からの積極的な投稿のお願いと併せて、I.I.誌編集の現状についての報告がなされました。
  10. 各種委員会報告
  • 岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会の菊谷委員長代理で事務局より、2020年度きぼうプロジェクトの説明と、募集予定の報告がなされました。
  • 教育推進委員会より、第21回免疫サマースクールin愛媛の実施報告、第22回免疫サマースクールの計画・
    準備状況の報告がなされました。
  • 広報委員会より、ニュースレターの編集状況及び、ホームページの活動を中心に報告がなされました。
  • 科学コミュニケーション委員会より、免疫ふしぎ未来2019の実施報告がなされました。

 

持ち回り理事会記録 

2019年5月17日~2019年10月1日に、以下のとおり5回開催されました。

  1. 対外委員(日本医学会評議員等)の承認について
    2019年7月9日に審議をし、同月19日に承認されました。
  2. IMMUNOLOGY2020 参加・不参加について
    2019年8月6日に審議をし、同月9日に参加が承認されました。
  3. 2019年度第3回理事会議事録(案)の承認の件
    2019年9月11日に審議をし、同月25日に承認されました。
  4. 2019年度後期 Tadamitsu Kishimoto International Travel Award合格者承認の件
    2019年9月11日に審議をし、同月25日に承認されました。
  5. 日本免疫学会設立50周年記念事業(International Immunology誌での特集号)について
    2019年9月11日に審議をし、同月25日に承認されました。

 

2.学術集会について

第48回日本免疫学会学術集会は、2019年12月11日(水)から13日(金)まで、黒崎知博会長のもとアクトシティ浜松で、発表等全て英語で開催されます。また、第49回日本免疫学会学術集会は、2020年12月8日(火)から10日(木)まで、中山俊憲会長のもと幕張メッセで開催される予定です。

3.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 該当者なし

(叙勲、受賞された方は事務局info@meneki.or.jpへご一報ください。)

4.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局info@meneki.or.jpへご連絡ください。)

 

文責:  総務委員会 委員長; 竹田潔、 副委員長; 竹内理