- 1.理事会だより
2024年度第2回理事会が2024年4月5日に理化学研究所(Zoomミーティング)にて開催され、2024年4月15日のメールによる持ち回り理事会にて、以下のとおり4月26日に承認されました。
議案として
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第1号議案
免疫ふしぎ未来2024の実行委員会委員が、以下の通り承認されました。(敬称略)
[実行委員長]
小嶋英史(獨協医大)
[副委員長]
倉島洋介(千葉大)、若松 英(東京医大)
[実行委員]
相澤(小峯)志保子**(日大)、阿戸 学**(感染研)、石塚茂宜**(佐賀大)、石渡賢治**(慈恵医大)、伊藤亜里**(日本医大)、伊藤美菜子**(九大)、井上 毅**(東大)、今井 孝**(感染研)、今西貴之**(北里大)、上田祐司(獨協医大)、浦木隆太**(国際医療センター)、江島耕二(北里大)、遠藤裕介(かずさDNA研)、大洞将嗣(順天大)、小川修平**(理科大)、片平泰弘**(東京医大)、加藤一希**(東京医歯大)、國石茉里**(富山大)、小林哲郎**(理研)、佐藤尚子(理研)、柴田岳彦**(東京医大)、下川周子**(感染研)、砂押正章**(量子研)、関 崇生**(東邦大)、関谷高史**(国際医療センター)、高塚翔吾**(感染研)、高村史記**(理研)、田中ゆり子(東邦大)、谷口智憲**(京大)、爲廣紀正**(医食衛生研)、常世田好司(鳥取大)、豊島翔太**(日本医大)、豊永憲司**(福岡歯大)、中島沙恵子**(京大)、永田健斗**(量子研)、中司寛子**(千葉大)、仁科隆史**(東邦大)、橋本香保子(千葉工大)、畑井俊哉**(阪大)、林崎浩史**(慈恵医大)、飛騨野真也**(国際医療センター)、町山裕亮**(東京医大)、三上洋平**(慶應大)、三澤拓馬**(理研)、宮内浩典**(理研)、三宅健介**(東京医歯大)、三宅靖延(佐賀大)、宮島倫生**(慶應大)、村上龍一(東大)、室 龍之介**(東大)、本村泰隆(阪大)、森山彩野**(感染研)、八代拓也**(阪大)、山﨑 創(東邦大)、吉川宗一郎**(順天大)
**評議員でないため、協力委員として承認されました。 -
第2号議案
現在運用している学会会員管理システム運用サーバーのサーバーリプレイス(従来のハードウェアからクラウドサービスへ移行)が承認されました。 -
第3号議案
学会事務局の事務局長任命の件について山崎晶総務委員長より説明がなされ、定款第20条第2項(事務局長は、理事会の議決を経て、理事長が任免する)に基づき、以下のとおり任命することが、承認されました。
・事務局長 織田純平 -
第4号議案
2024年度の学会事務局職員の給与及び、6月分の賞与額が、承認されました。 -
第5号議案
事務局職員勤続10年の表彰について岡田峰陽財務委員会委員長より説明がなされ、就業規則により、以下の事務局職員に対し、賞状と賞金を授与し、表彰することが承認されました。
・織田純平 -
その他
以下の件について、審議しました。
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日本臨床免疫学会との合同セミナー開催の件
議長より日本臨床免疫学会との合同セミナー開催の提案がなされ、免疫学会側のオーガナイザーを三宅幸子学術委員長とすることと併せて異議なく承認され、今後持ち回り理事会に諮ることとしました。また、本件は日本臨床免疫学会の理事会(4月27日)の承認を待ち、正式に進めることも確認されました。
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2025年度第1回理事会、評議員会及び通常総会の開催方法の件
山崎晶総務委員長より、2025年度第1回理事会、評議員会及び通常総会の開催方法(オンライン/オンサイト)について審議のお願いがなされ、本件については、引き続きメールベースで審議を続けることとしました。 -
第53回学術集会場における「子育て、キャリアについて若手研究者と語る会(仮)」の開催についての件
議長は標記議案について、新藏礼子理事に説明を求め、新藏理事より説明がなされ、提案のとおり第53回日本免疫学会学術集会の会場を使用し、「子育て、キャリアについて若手研究者と語る会(仮)」開催をすることが、澤新一郎ダイバーシティ・キャリア支援委員会委員長を含め、出席理事に異議なく承認され、今後持ち回り理事会に諮ることとしました。
また、報告として
- 持ち回り理事会にて承認されている前回理事会議事録及びその持ち回り理事会審議結果の確認がなされました。
- 事務局より、第52回日本免疫学会学術集会の決算作業の途中経過及び、見通しについて報告されました。また、決算が確定し次第、報告書を持ち回り理事会に諮る旨も報告されました。
- 第53回日本免疫学会学術集会の大野博司学術集会長より、第53回学術集会は日本消化器免疫学会との合同開催(同会場/出島メッセ長崎)とする旨、日程と共に再確認され、学術集会テーマ、シンポジウムの内諾状況や、現状企業からの協賛申し込み状況が報告されました。
- 第54回日本免疫学会学術集会の河本宏学術集会長より、学術集会の会期案及び会場(アクリエひめじ)を含めた準備状況及び、現在副会長の人選を始めている旨が報告されました。また、会場の広いイベントスペースを活用した催し物の企画を構想中であること、今年の夏頃にはプログラム委員を決定し、学術集会のテーマを固める予定である旨も報告されました。
- 竹田潔岸本忠三・若手研究者育成事業推進委員会委員長より、「きぼう」プロジェク2024年度免疫学博士課程学生支援「3年間支援」及び、「2年間支援」の選考・採択に至る経緯が報告されました。
- 山崎晶総務委員会委員長より、IUISから、竹内理国際交流委員会委員長宛にGender Equality Committeeの委員の推薦依頼があり、執行部で検討した結果、新藏礼子氏を推薦した旨が報告されました。
- 山崎晶総務委員会委員長より、日本医学会連合から、第3回「日本医学会連合基礎部会Rising Starリトリート」(2024年6月19-21日)の開催案内と併せて、リトリートに参加する新進気鋭の若手研究者5名の推薦依頼があり、高岡晃教先生を中心に人選を行い、日本免疫学会からは、過去の研究奨励賞受賞者より5名を推薦した旨が報告されました。
- 審良静男出版委員会委員長より、I.I.誌の減少傾向にある投稿数の中においても、2024年1月から3月にかけては日本からの投稿数が例年に比べて多くなっている現状について説明され、引き続き、学会員への積極的な投稿の呼び掛けのお願いがなされました。
- 各種委員会報告
- 国際交流委員会より、IUIS報告として、IUIS Gender Equality Committee (GEC)の新メンバーの募集があり、JSIから新藏礼子先生を推薦した旨、報告されました。また、約半年後に控えているIUIS Education Committeeの新メンバー公募予定に際し、本学会からは平原潔先生を候補として推薦予定の旨も報告されました。FIMSA報告として、FIMSA Training Course 2023を2024年1月15-16日に幕張メッセで開催し、FIMSA各国から70名以上の若手参加者によるポスターセッションや、一流研究者による講演で非常に盛会であった旨、FIMSA Congress-2024は台湾、台北(10/23-26)で開催予定の旨が報告されました。また、第5回日中韓免疫シンポジウムを2024年1月13-15日にFIMSA Advanced Training Courseと合わせて幕張(クロス・ウェーブ幕張)にて開催し、日中韓からそれぞれ10名ずつのPIによる講演と日本、韓国からの若手研究者10名ずつのポスターセッションを行った旨が報告されました。次回の日中韓免疫シンポジウムは2年後に韓国で開催予定です。また、JSIとドイツ免疫学会でのJoint Webinar Seriesを2023年11月より月1回開催しているが、ドイツ側と比べ日本側の参加者が非常に少なく、若手の方に参加を呼び掛けてほしい旨のお願いがなされました。今後フランス免疫学会(SFI)とのWebinarシリーズを本年4-7月にかけて開催予定の旨も報告されました。
- 学術委員会より、委員会を開催し、第53回学術集会の一般演題募集カテゴリー(演題数が20を切るカテゴリーについては統合し、今回は12カテゴリーとした。)、座長候補の見直しおよびコーディネーター選出を行い、現在依頼作業を進めている旨が報告されました。
- 高校生物教育・教科書検討実行委員会より、日本学術会議 基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会が指針として示した、高等学校の生物教育における重要用語の選定(改訂)があり、本学会の高校生物教育・教科書検討実行委員会にて選定した重要語の改定案が多く反映され、以下のとおり生物重要用語が改訂された旨、報告されました。
<最重要語>
免疫、抗原、抗体、免疫グロブリン、食作用、ワクチン、アレルギー、白血球、(8語)
↓
免疫、抗原、抗体、免疫グロブリン、食作用、ワクチン、アレルギー、白血球、自然免疫、獲得免疫(適応免疫)(10語)
<重要語>
抗原抗体反応、体液性免疫、細胞性免疫、B細胞、T細胞、リンパ球、マクロファージ、樹状細胞、拒絶反応、胸腺、リンパ液 (11語)
↓
抗原抗体反応、T細胞(Tリンパ球)、B細胞(Bリンパ球)、リンパ球、マクロファージ、樹状細胞、拒絶反応、胸腺、リンパ液、免疫記憶、免疫寛容、炎症、抗原提示(以上は免疫学会提案)、一次応答、二次応答、記憶細胞、好中球、 NK細胞、骨髄、リンパ節(20語)
(下線の語は学術会議の重要語集に含まれていない、新たな重要語)
*削除された用語
<重要語>
体液性免疫、細胞性免疫(2語)
*追加を見送られた用語
病原体関連分子パターン、サイトカイン、細胞傷害活性 (免疫学会からの提案)、アナフィラキシーショック、アレルゲン、エイズ(AIDS)、花粉症、形質細胞、血清療法、予防接種、リンパ液(他学会からの提案)
また、上記の改訂が反映されるよう、大学入学者選抜試験「生物基礎」及び「生物」問題作成上の留意点について紹介され、4月25日の生科連の定例会議後の学会会員宛の周知依頼がなされました。 - 広報委員会より、ニュースレターの編集状況、ホームページの更新状況が報告されました。
- 科学コミュニケーション委員会より、免疫ふしぎ未来2024をオンサイトを中心とした開催に向けて準備している旨、報告されました。また、オンラインの費用負担が減る分を、遠方からのショートトーク講演者の旅費に充てる旨及び、学会YouTubeチャンネルと免疫ふしぎ未来YouTubeチャンネルを統合し、より効果的なSNS発信を続けていく旨も報告されました。
持ち回り理事会記録
2023年12月19日~2024年4月5日に、以下のとおり2回開催されました。
- 2024年度第1回理事会議事録(案)等の承認の件
2023年12月26日に審議をし、2024年1月22日に承認されました。 - 2024年度(前期)Tadamitsu Kishimoto International Travel Award 合格者の承認の件
2024年3月25日に審議をし、同月29日に承認されました。
- 2.学術集会について
第53回日本免疫学会学術集会は、2024年12月3日(火)から5日(木)まで、大野博司学術集会長のもと出島メッセ長崎(長崎県)で開催されます。また、第54回日本免疫学会学術集会は、2025年12月10日(水)から12日(金)まで、河本宏学術集会長のもとアクリエひめじ(兵庫県)で開催される予定です。
- 3.会員の叙勲、受賞のお知らせ
- 該当なし
(叙勲、受賞された方は事務局info@meneki.or.jpへご一報ください。)
- 4.ホームページ活用のお願い
日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用していただくことを願っております。
会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。
(事務局info@meneki.or.jpへご連絡ください。)
文責: 総務委員会 委員長; 山崎晶、 副委員長; 安友康二