


本学会功労会員の坂口志文・大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授が、2025年のノーベル生理学・医学賞を米国のメアリー・E・ブランコウ氏およびフレッド・ラムズデル氏と共同受賞されました。
本賞の授賞理由は「末梢免疫寛容に関する発見」であり、坂口先生は免疫応答を抑制する「制御性T細胞(regulatory T cell, Treg)」の発見とその役割の解明を通じて、自己免疫疾患やがん、移植免疫などの研究の発展に多大な貢献をされました。
日本人のノーベル生理学・医学賞受賞は、2018年の本庶佑・京都大学特別教授以来7年ぶり、同賞としては6人目となります。
日本免疫学会は、坂口先生の卓越した研究成果と長年にわたる免疫学分野への貢献に深く敬意を表し、心よりお祝い申し上げます。
The 2025 Nobel Prize in Physiology or Medicine - Press Release (The Official Web Site of the Nobel Prize)
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