2013年10月3日(木)の会務報告

1.理事会だより

平成25年度第3回理事会が平成25年9月17日に東京医科歯科大学M&Dタワー会議室にて開催され、平成25年9月24日のメールによる持ち回り理事会にて、以下の通り10月1日に承認されました。 

 

議案として

  1. 人事について
    日本免疫学会の新役員(平成27年度~)等の候補者がノミネートされました。
    次期理事長候補者は審良静男氏、清野宏氏、小安重夫氏(五十音順)の3名が推薦されました。
    理事長は会員の皆様の直接投票によって決定されます。
    理事候補者14名、監事候補者4名、第45回学術集会(2016年開催)会長候補者3名、評議員候補者137名も選出されました。
    また、2013年10月から任期の始まる各種委員会(賞等選考委員会、倫理・利益相反委員会、選挙管理委員会)の新委員が承認されました。
  2. 定款及び細則変更について
    定款及び細則変更案が承認されました。最終的には、12月12日開催予定の総会で承認されれば、定款及び細則が変更されます。
  3. 役員任期変更について
    役員(理事長を含む理事及び監事)任期の変更案が承認されました。最終的には、12月12日開催予定の総会で承認されれば、役員任期が変更されます。これに伴い、現役員の任期も、「平成26年<2014年>9月30日まで」から「平成26年<2014年>12月11日まで」延長されることとなります。
  4. 日本免疫学会賞・研究奨励賞について
    第16回日本免疫学会賞は、谷内 一郎氏「転写因子によるT細胞分化制御機構の解明」に決定しました。
    また、第8回日本免疫学会研究奨励賞には、以下の5氏が選ばれました。(五十音順)
    • 米谷 耕平氏 「B細胞抗体産生を司る分子群の機能解明」
    • 関谷 高史氏 「核内オーファン受容体Nr4aによるCD4+T細胞分化制御の研究」
    • 廣田 圭司氏 「炎症性Tヘルパー細胞の機能と制御機能の解明」
    • 三宅 靖延氏 「抗原提示細胞による死細胞と結核菌に対する免疫応答に関する研究」
    • 柳井 秀元氏 「核酸認識・炎症性疾患におけるHMGB1の機能解析」
  5. 学会事務局職員雇用について
    平成26年度の学会事務局職員の給与額が承認されました。
  6. その他
  • 功労会員候補者について
    功労会員候補者を承認しました。但し、今回の有資格者は、監事候補にもなっているため、選挙の結果が出た後に、理事長から連絡し、本人の功労会員になる意思を確認することとしました。
  • 岸本基金学術助成について
    岸本基金からのご寄付申出については、認定NPO法人仮認定申請の結果が出次第、対応することにしました。
  • 平成26年度予算案について
    未だ平成25年度の決算が終了していないので、現時点での予算案が仮承認されました。
    最終的には、次回理事会で承認され、総会に諮られる予定です。
  • 学術集会会場候補地について
    今後の学術集会会場選びの参考資料として事務局が作成した「会場費比較表」の修正をし、さらに精度の高いものにした上で、再度、理事会で検討することとしました。
  • 学術集会期間中の他学会会議室貸出について
    「学術集会会期中における他団体への会議室貸出し規定」を作成し、承認されました。
  • 学術集会英語化について
    学術集会の英語化に向けて、議論しました。12月の学術集会後に、そのアンケートを基に再度議論した上で、英語化の方針を決定することとしました。
  • スポンサー冠の賞(Award)について
    これらの賞について議論し、具体的な賞の内容については、次回理事会で諮ることにしました。
  • AAI Joint Symposiumについて
    議論の結果、相互開催が前提で、AAIにOKの返事をすることと一人当たり10万円の旅費補助をすることが承認されました。また、Speaker の選考は学術委員会にお願いすることとしました。
  • 科学コミュニケーション委員会からの審議事項について
    審議の結果、以下のとおり承認されました。
  1. 免疫ふしぎ未来2014実行委員会委員長: 鈴木春巳氏  2014年8月10日(日)開催
  2. SNS(Face Book)の使用について、免疫学会公認(Official Site)とすることにしました。
  3. 実行委員会所有のデーターを学会のサーバーに保管することにしました。
  • Cold Spring Harbor Asia Immunology Meeting 協賛について
    議論の結果、費用がかからない範囲で、協賛することを確認しました。また、オーガナイザーに、谷口維紹氏とさらにもう一人をJSIから選出して協力することが確認されました。

前回理事会議事録及び持ち回り理事会審議結果報告の確認がされました。

  1. 第42回日本免疫学会学術集会について資料を基に清野宏学術集会会長が報告しました。
  2. 第43回日本免疫学会学術集会について資料を基に河本宏学術集会副会長(湊長博会長代理)が報告しました。
  3. 認定NPO法人申請経過報告がされました。現在審査中につき、その結果が分かるのは、年明け前後になる見込みです。
  4. 小安重夫国際交流委員会委員長より、IUIS、FIMSAの現状について報告がありました。
    • IUIS:
      • 次期理事長にイタリアの Alberto Mantovani が選出されました。
      • 2019年に開催される第17回国際免疫学会議の開催地に北京が選ばれました。
      • Education Committee に反町典子氏が任命されました。次回理事会は、2014年11月30日にケニアのナイロビで開催されます。
    • FIMSA:
    • FIMSA Travel Award (10名)を倉島洋介氏が受賞しました。
    • 第6回FIMSA Congress は、2015年6月30日~7月3日、シンガポールで開催予定です。
  5. Int. Immunol. 誌編集の現状について、菊谷出版委員会委員長より資料を基に報告がされました。
  6. 各種委員会報告(資料-20)
  • 出版委員会より日本医学会医学雑誌編集者会議の報告がされました。
  • 学術委員会よりフランス免疫学会プレナリーセッションのスピーカーと第3回日中韓免疫シンポジウムのスピーカーの選考結果が資料を基に報告されました。
  • 教育推進委員会よりサマースクールの活動及び来年の計画が報告されました。イントロダクトリーコースの内容はもっと分かり易くすべきとの意見、またサマースクール参加者には、学会員になってもらうよう方法を考えてほしいとの要望がだされました。
  • 広報委員会より資料を基にニュースレターの活動を中心に報告がなされた。ニュースレター43号より、新編集長に植松智氏が就任します。
  • 科学コミュニケーション委員会より免疫ふしぎ未来2013の活動を中心に報告されました。
  • その他:JRAI細胞培養ガイドラインへのJSIの承認については、6学会としてのガイドラインが完成後、それをチェックして、持ち回り理事会で決定することを確認しました。
.学術集会について

第42回日本免疫学会学術集会は平成25年12月11日(水)から13日(金)まで、清野宏会長のもと千葉(幕張メッセ)で開催されます。<事前登録を原則としていますので、11月7日正午までにオンラインで事前登録をお願いいたします。>また、第43回日本免疫学会学術集会は平成26年12月10日(水)から12日(金)まで、湊長博会長のもと国立京都国際会館で開催される予定です。

.会員の叙勲、受賞のお知らせ
  • 該当者なし

(叙勲、受賞された方は事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご一報下さい。)

4.ホームページ活用のお願い

日本免疫学会では、ホームページに有用な情報をより迅速に掲載し、会員のためのサービスの向上、会員相互の交流(人材募集の掲載)、研究推進などのツールとして活用して頂くことを願っております。 

会員みなさまのより積極的な利用をお願いいたします。

 

(事務局men-eki@s3.dion.ne.jpへご連絡下さい。)

 

文責: 総務委員会 委員長; 三宅健介、 副委員長; 樗木俊聡