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「岸本忠三・若手研究者育成事業」免疫学博士課程学生支援の公募について
2025年度免疫学博士課程学生支援の候補者を公募予定です。応募者は以下の募集要項に従ってご応募ください。
申請受付期間:2024年11月5日(火)~12月20日(金)
1971年の日本免疫学会設立以来、学会員の研究は世界の免疫学の発展に大きく貢献して来ました。なかでも、岸本忠三先生のIL-6に関する研究は抗IL-6受容体抗体療法として結実し、基礎研究が難病の治療に結びついた世界的に見ても希有な例として知られています。岸本先生は、日本の免疫学の将来を担う若手研究者の育成を目的に、抗IL-6受容体抗体治療薬のロイヤリティーの一部を日本免疫学会にご寄付されています。これをもとに、日本免疫学会は「岸本忠三・若手研究者育成事業」を展開しています。
優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、経済面だけでなく教育・研究面でも研究コミュニティとして支援することは、日本免疫学会の将来を担う創造性に富んだ研究者を育成する上で極めて重要です。 日本免疫学会は、「岸本忠三・若手研究者育成事業」の一環として、免疫学領域の優秀な博士課程大学院生に対して、研究に専念し、今後の研究者としてのキャリアを確立できるよう、奨学金を支給します。
免疫学領域全般
※ 採用予定数は年度予算の状況により変更されます。
申請資格は、以下のとおりです。なお、採用時においてもこの申請資格を満たしている必要があります。
免疫学博士課程学生支援-3年間支援(大学院博士課程在学者)
【在学年次】
1.博士課程後期第1年次に在学する予定の者
2.一貫制の博士課程第3年次に在学する予定の者
3.後期3年の課程のみの博士課程第1年次に在学する予定の者
4.医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制の博士課程第2年次に在学する予定の者
免疫学博士課程学生支援-2年間支援(大学院博士課程在学者)
【在学年次】
1.博士課程後期第2年次に在学する予定の者
2.一貫制の博士課程第4年次に在学する予定の者
3.後期3年の課程のみの博士課程第2年次に在学する予定の者
4.医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制の博士課程第3年次に在学する予定の者
※ 特別に事由により休学が余儀なくされた場合にもこの期間を超えることはありません。
免疫学博士課程学生支援-3年間支援、2年間支援ともに、在学する我が国の大学院研究科とします。
※ 大学院設置基準第13条の「研究指導の委託」により、他の大学院又は研究所等(外国の研究機関を含む。)において必要な研究を行うことができます。ただし、外国の研究機関において「研究指導の委託」により研究を行う場合にあっては採用期間の1/2以内とします。
2025年度の支給予定額は以下のとおりです。
2024年11月5日(火)~ 2024年12月20日(金)【必着】
※上記の受付期間は、郵送による所定の申請書一式の到着の期限です。
※ 申請書一式はEメールへ添付(pdf)し、日本免疫学会事務局宛に提出してください。
また、原本(1部)も郵送にて提出してください。 (両面印刷不可)
※ 事務局より申請書受領の連絡をしますが、万一連絡が無い場合は問合せをしてください。
1.選考
選考は、本学会の審査委員会において第1次選考(書類選考)及び第2次選考(面接選考)により行います。ただし、第1次選考(書類選考)合格者のうち、書類選考の結果によっては、第2次選考(面接選考)を免除し、第1次選考をもって採用内定とする場合があります。
第2次選考(面接選考)は、第1次選考(書類選考)合格者のうち、面接選考を要する者について2025年2月中旬~2月下旬ごろに行う予定です。
主要な審査方針は、以下のとおりです。
〔審査方針〕
〔留意事項〕
研究計画を遂行するにあたって、相手方の同意・協力を必要とする研究、個人情報の取扱いの配慮を必要とする研究、生命倫理・安全対策に対する取組を必要とする研究など法令等に基づく手続が必要な研究が含まれている場合に、どのような対策と措置を講じるのかについて確認の対象となります。例えば、個人情報を伴うアンケート調査・インタビュー調査、コホート研究、臨床研究、提供を受けた試料の使用、ヒト遺伝子解析研究、遺伝子組換え実験、動物実験など、研究機関内外の情報委員会や倫理委員会等における承認手続が必要となる調査・研究・実験などが対象となります。
2.選考結果の連絡
世界レベルの研究を推進していく上で、海外で開催される国際会議での研究発表は極めて重要であり、積極的に参加することが望まれます。
1.申請書類及び選考について
2.採用内定後の諸手続について
採用内定後の諸手続において、提出期日までに在学証明書等の必要書類を提出していただきます。
これができない場合には、採用資格の確認等が不可能となるため、採用されません。
3.他のフェローシップ・奨学金等について
4.研究奨学金の課税について
支給される研究奨学金は、給与所得とみなされ課税の対象とされています。そのため、個人の責任において確定申告をしていただきます。
申請書類に含まれる個人情報については、本学会の「個人情報保護方針」に基づき厳重に管理し、日本免疫学会の業務遂行のみに利用(データの電算処理及び管理を外部の民間企業等に委託して行わせるための個人情報の提供を含む)します。
なお、採用された場合は、氏名、研究課題名、研究に従事する機関、受入研究者の職・氏名及び研究報告書が公表されます。
この制度の充実等を図るため、採用経験者に対し、採用終了時およびその後の5年間程度まで、就職等の現況調査等を行います。本調査への協力を採用の条件とするので、ご承知ください。なお、本調査や制度の検討に際し、採用終了後であっても連絡をすることがあるため、連絡先の住所・就職先・Eメールアドレス等が変更になった場合は速やかに本学会に届け出てください。
上記の募集要項や申請書類は、日本学術振興会の特別研究員のものに準拠していますが、一部異なる部分があるため注意してください。
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町 1-4-2-2F
特定非営利活動法人 日本免疫学会 事務局
電話(03)5809-2019 e-mail: info@meneki.or.jp
受付時間:月曜~金曜日(祝日を除く。)9:30~12:00及び13:00~17:30